二人の季節

窓（まど）越（ご）し ^[1] 

透過窗户

步（ある）く君（きみ）の背中（せなか） ずっと 見（み）つめてだ

一直注視着行走着的你

今（いま）より　強（つよ）くなりそうな雨（あめ）から

當天空下起比今日更大的雨時

目（め）をそむけた

便會移開目光

君（きみ）が近（ちか）すぎて　気（き）づかなかった

因為你靠的太近所以沒有發現

夢（ゆめ）でみた　サヨナラが痛（いた）む

在夢中依然為分別感到痛心

今頃（いまごろ）わかっだよ　君（きみ）の涙（なみだ）で

現在明白了你的淚水

もう二度（にど）と　會（あ）えない

已經無法相見

君（きみ）を傷（きづ）づけない　約束（やくそく）を出來（でき）ない

無法做出不傷害你的約定

引（ひ）き留（と）めるでは　もうない

亦無法挽留你

移（うつ）ろう雲（くも）に流（なが）れ

隨着移動的雲彩

どこか　浮（う）かぶ愛（いと）しい笑顏（えがお）

不知在何處浮現出可愛的笑容

どうして　遠（とお）ざけてしまったんだろう

為什麼　會變得這麼疏遠

二人（ふたり）の時（とき）　ああ

兩個人的時候

僕（ぼく）が弱（よわ）すぎて守（まも）れなかった

我太軟弱沒能守候

切（き）り裂（さ）くように降（ふ）り続（つづ）く雨（あめ）

彷彿撕裂天際的雨

今頃（いまごろ）分（わ）かったよ

此時我已明白

君（きみ）の瞳（ひとみ）に映（うつ）るのは強（つよ）さで包（つつ）み込（こ）む言葉（ことば）で

在你眼中映照出的堅強和包含的言語

僕（ぼく）の胸（むね）の中（なか）にそれはいなくて

我的心中卻沒有

あの時（とき）　君（きみ）が最後（さいご）につぶやくように

那一天　彷彿最後的低語一般

榨（しぼ）り出（だ）した一言（ひとこと）を振（ふ）り返（かえ）す

你用擠出來的一句話回答我

涙聲（なみだこえ）の「じゃあね」

包含着淚水的　再見

赤（あか）くなった頬（ほほ）に

變紅的臉頰上

伸（の）ばしかけたこの手（て）は

想要伸出的手

ひどく汚（よご）れて見（み）えて

看起來很髒

僕（ぼく）は一人（ひとり）　季節（きせつ）換（か）えた

我一個人的　季節變換

僕（ぼく）が弱（よわ）すぎて守（まも）れなかった

我過於軟弱以至於沒能守護

切（き）り裂（さ）くように降（ふ）り続（つづ）く雨（あめ）

雨水撕裂般繼續飄落

今頃（いまごろ）分（わ）かっても　遅（おそ）すぎるけど

但現在即使明白也太晚了

進（すす）み出（だ）す君（きみ）からもう目（め）を離（はな）さないよ

已經無法將視線從你身上移開

君（きみ）が近（ちか）すぎて気（き）づかなかった

因為你靠的太近所以沒有發現

まだ今（いま）はサヨナラが響（ひび）く

現在還在耳邊迴響着「再見」

今頃（いまごろ）分（わ）かったよ　君（きみ）の涙は

我現在終於明白　你的淚水

僕（ぼく）を強（つよ）くさせた

是為了讓我更堅強

大切（たいせつ）なこと知（し）った

知曉了這件重要的事

舍（す）てきれない想（おも）いを 忘（わす）れはしないから

這將不會忘記也不會捨棄

まどごし

あるくきみのせなかずっと　みつめてた

いまより　つよくなりそうなあめから

めをそむけた

きみがちかすぎてきづかなかった

ゆめでみた　サヨナラがいたむ

いまごろわかったよ　きみのなみだで

もうにどと　あえない

きみをきづつけない　やくそくをできない

ひきとめるでは　もうない

うつろうくもにながれ

どこか　うかぶいとおしいえがお

どうして　とおざけてしまったんだろう

ふたりのとき　ああ

ぼくがよわすぎてまもれなかった

きりさくようにふりつづくあめ

いまごろわかったよ

きみのひとみにうつるのはつよさでつつみこむことばで

ぼくのむねのなかにそれはいなくて

あのとき　きみがさいごにつぶやくように

しぼりだしたひとことをふりかえす

なみだこえの「じゃあね」

あかくなったほほに

のばしかけたこのては

ひどくよごれてみえて

ぼくはひとり　きせつかえた

ぼくがよわすぎてまもれなかった

きりさくようにふりつづくあめ

いまごろわかっても　おそすぎるけど

すすみだすきみからもうめをはなさないよ

きみがちかすぎてきづかなかった

まだいまはサヨナラがひびく

いまごろわかったよ　きみのなみだは

ぼくをつよくさせた

たいせつなことしった

すてきれないおもいを わすれはしないから

mado go shi

aru ku kimi no senaka　zutto　mi tsumeteda

ima yori　tsuyo kunarisouna ame kara

me wosomuketa

kimi ga chika sugite kizuka nakatta

yume demita　sayonara ga ita mu

imagoro wa kaddayo　kimi no namida de

mou nido to　a enai

kimi wo kizu　zukenai　yakusoku mo deki nai

hi ki to merudewa　mounai

utsu rou kumo ni naga re

dokoka　u kabu ito shii egao

doushite　too zaketeshi mattandarou

futari no toki　aa

boku ga yowa sugite mamo renakatta

ki ri sa kuyouni fu ri tsuzu ku ame

imagoro wa kattayo

kimi no hitomi ni utsu runoha tsuyo sade tsutsu mi ko mu kotobade

boku no mune no naka ni sorehainakute

anotoki　kimi ga saigo nitsubuyakuyouni

shibo ri da shita hitokoto wo fu ri kae su

namidakoe no jyaane

aka kunatta hoho ni

no bashikaketakono te ha

hidoku yogo rete mi ete

boku ha hitori　kisetsu ka eta

boku ga yowa sugite mamo renakatta

ki ri sa kuyouni fu ri tsuzu ku ame

imagoro wa katte mo　oso sugirukedo

susu mi da su kimi kara mou me wo hana sanaiyo

kimi ga chika sugite ki zuka nakatta

mada ima wa sayonara ga hibi ku

imogoro wa kattayo　kimi no namida ha

boku wo tsuyo kusaseta

daisetsu nakoto shi tta

su tekirenai omo iwo wasu rehashinaikara