栗色小天使

編劇: 長坂秀佳

導演: 後藤俊夫

主演: 松田洋治 中越司 下川辰平

「今日は日曜日だゾー!誰もいねえのか」サブの大きな叫び聲が靜かな村にこだまする。ここは、影片封面富士のすそ野にある小さな村で、サブは村一番のワンパクなガキ大將。 日曜日の遊び相手が見つからず、仕方なく病弱な健一を誘い出し親をなくした五羽の子雀を見つける。 「よし、このタチッ子はぼくらが育てよう!」 だが家にもち帰った子雀たちはまだ目もあかず、サブの與える餌も食べようとはしない。そして、必死の努力にもかかわらず次々と三羽の子雀は死んでしまった。最愛の小さな生命を失ったサブの眼には大粒の涙があふれる。 病弱な健一も、「身體の弱いものの気持がよくわかる」と全力で立ち向う。

雀という小さな生命との出會い、その「死」との直面、その體験の中で今ある生命を大切にする心を養ってゆき、又、生物の成長をつぶさに観察する中で、事実を自分の眼で確かめ自分の頭で考え行動するという科學的な判斷力を身につけてゆく。ここに現在の子どもの成長に欠かせぬ重要なものがあるのではないだろうか。

雄大な富士のふところに展開する少年とすずめの愛とたたかいの敍事詩。

“今天是週日喔！有誰在嗎”的叫喊聲迴盪在寂靜的村子裏。這裏是富士山麓原野上的一個小村子，是這個村子裏的最淘氣的孩子王。週日找不到一起玩的夥伴，沒有辦法，只能約出身體病弱的健一，一起找到了失去父母的五隻小麻雀。“好的，我們來養這些小鳥吧”給它們餵食全完全不吃。結果，怎麼努力也沒用，相繼有3只小麻雀死去。看到最愛的小生命在眼前流逝，大大的眼淚在的眼眶裏打轉。身體不好的健一也説“身體不好的東西的心情，他可以體會得到”要一起努力克服困難。

和麻雀這樣細小的生命相遇，面對“死”這樣的事情。在這種體驗中，瞭解到了生命的重要性。又在觀察生物的成長過程中，把自己親眼看到的，進行分析，培養出科學的判斷能力。這些是現在的孩子成長過程中不可或缺的重要內容不是嗎。

在雄偉的富士山坳展開的少年與麻雀真摯之愛的敍事詩。